このところの雨で、愛媛県松山市の水がめ・石手川ダムは、貯水率が90%台まで回復しました。
これを受け、去年11月から行われていた取水制限は3日午後、全て解除されました。
石手川ダムは去年9月以降、雨が少ない状態が続いた影響で貯水率が低下し、今年2月には40%を割り込んでいました。
そのため、上水道で3%、農業用水で50%、かんがい用水で10%の取水制限が行われてきましたが、先月から平年を上回る雨が降り、貯水率は3日午前、90%台まで回復しました。
これを受け、ダムを管理する国土交通省などでつくる協議会は3日午後、およそ4か月半ぶりに取水制限をすべて解除しました。
また松山市は、上水道の減圧給水や節水の呼びかけなどを中止すると発表しました。