1134体の死因判断、検視に協力41年「警察医」へ感謝状 福島

40年あまりにわたって、亡くなった人の死因などを判断する「警察医」として捜査に協力してきた医師に感謝状です。

表彰を受けたのは、福島県本宮市の医師・谷良久さん(75)です。谷さんは、遺体を調べてその死因を判断する「警察医」として、1983年から今年3月までの41年間、1134体の死因の判断に携わりました。

3日、福島県警察本部の若田英本部長から感謝状が手渡されました。

医師・谷良久さん「ひとつの使命だと思って全うしてきた。亡くなった方に対して検死の場合、誠意を持って対応することが必要」

若田本部長は谷さんに「犯罪死の見逃し防止に多大な貢献をされた」とねぎらいの言葉をかけました。

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