福島市の野鳥写真愛好家高橋勝美さん(82)の写真展は29日まで、同市八島田の「アート&カフェ プティペシェ」で開かれている。
白い丸顔をかしげるシマエナガ、ハスのつぼみに止まって振り向くカワセミ、美しい鹿(か)の子模様の翼を広げるヤマセミなど貴重な一瞬を捉えた22点を展示している。
高橋さんは写真歴30年余。「望遠レンズを通し、野鳥が虫などを果敢に捕食する姿や、親鳥がひなを守るため身を挺して外敵と戦う様子などを目の当たりにしてきた。小さな体で懸命に生きようとする野鳥に自分の人生を重ね合わせ、撮り続けている」と話す。
開店時間は午前11時から午後5時まで。不定休。問い合わせは同店へ。
(県北版)