「家族が心配」台湾地震、県内への観光客からも悲痛な声 チャーター便は予定通り運航 福島

3日午前、台湾付近を震源とする地震がありました。福島とも縁の深い台湾での大きな地震。福島県内からも被害を心配する声が聞かれました。

3日午前8時58分ごろ、台湾東部を震源とするマグニチュード7.7の地震がありました。これまでに1人が死亡し、50人以上がけがをしているということです。また、この地震で沖縄県でも最大震度4を観測し、宮古島や八重山地方などで、津波が観測されました。気象庁は、今後1週間程度は、同じ規模の地震に注意するよう呼びかけています。

台湾から福島を訪れる観光客は、年間およそ9万人。外国人観光客の半数を占めています。会津若松市では、被害を心配する声が聞かれました。

台湾のツアー担当者「家族も台湾にいるんですが、ちょっと心配です」

5日間の日程で、県内を訪れていた台湾からの観光客。地震の発生を知り、SNSで被害状況を確認したり、家族に連絡をとったりしたということです。

台湾のツアー担当者「(台湾の)全体的に影響がありました。部屋(の家具など)も倒れた映像とかSNSで見ました。画面とか見たらみんな心配です」

一方、県によりますと、現地の空港に被害はなく、現在運航を続けている福島との定期チャーター便は、予定通り運航を続けていくということです。

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