４月６日から春の全国交通安全運動が始まるのを前に、千葉県柏市で３日、地元の警察などによる出動式が行われ、地元の子どもたちが交通安全を宣言しました。
出動式には、警察官や柏市の太田和美市長、それに、この春小学生になる子どもたちが参加しました。
柏警察署の高原清久署長は挨拶で、入学シーズンを迎える４月は子どもの交通事故が増加傾向にあることに触れ、「みんなで協力して交通事故のない街をつくりましょう」と呼びかけました。
そして、警察官の制服に身を包んだ子どもたちが交通安全を宣言しました。
園児宣言
「交通ルールを守りましょう。交通事故のない柏にしましょう」
警察によりますと、県内では２０２４年に入ってから４月２日までの交通事故の死者数は、３７人に上るということです。
春の交通安全運動は４月６日から１５日までで、警察は、パトロールを強化するほか、歩行者優先の思いやりある運転を呼びかけています。
