「止まって待って飛び出さない」園児が紙芝居で交通安全学ぶ 岡山市の交通指導員が読み聞かせ

岡山市の保育園児が紙芝居を通じて横断歩道の渡り方などを学びました。

(読み聞かせ)
「手をあげて、右左右を見て、半分までは右、半分からは左、車が来る方を見ながら渡る」

岡山市北区田町の蓮昌寺保育園で、市の交通指導員が約20人の園児に交通ルールを守ることを呼び掛ける紙芝居を読み聞かせました。

紙芝居は市の交通安全キャラクター「まもも」を主人公に、横断歩道を渡るときは車が来ていないかを確認することや、道路へ飛び出さないことを呼び掛けています。

岡山県警によりますと岡山県で2023年までの5年間に起きた未就学児の歩行中の交通事故は31件で、このうち11件が道路への飛び出しが原因だったということです。

(園児は―)
「(信号が)青の時にピカピカ(点滅)してなかったら、車の方を見て渡る」
「止まって待って飛び出さない」

(岡山市 生活安全課/大西操 交通指導員)
「この絵本の読み聞かせをしながら、園にお渡しして、ぜひ園でも何度も読み直して交通ルールを覚えてほしい」

岡山市はこの紙芝居を市内199の認可保育園や認定こども園、幼稚園に配ることにしています。

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