「非常に残念なお知らせ」大一番に臨むデュッセルドルフ、田中碧が盲腸の手術で欠場と発表。シャビ・アロンソ監督が名指しで警戒も…

文字通り、悲報だ。

フォルトゥナ・デュッセルドルフが4月3日、田中碧が同日に開催されるDFBポカール準決勝、レバークーゼン戦を欠場すると発表した。クラブの公式Xで「非常に残念なお知らせです」と切り出し、こう伝えた。

「碧が昨日、急性虫垂炎のため盲腸の手術を受けました。これにより、碧は今日のドイツ杯準決勝は欠場することとなります。碧、お大事に」

25歳の日本代表MFは、ドイツ2部で現在3位につけるチームで主力として活躍。今季公式戦で7ゴールをマークしている。

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ブンデスリーガ首位を独走し、一躍名を挙げているレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督もその存在を警戒。前日会見で、得点を量産している相手エース、クリストス・ツォリスについて訊かれた際、「調子が良いね。たくさんのゴールを決めている。しかし、フォルトゥナにはツォリスだけではなく、タナカもいる。とても優れた選手だ」と語っていた。

いまだ今季無敗を誇るレバークーゼンとの大一番は、絶好のアピール場のだった。それだけに非常に残念だが、田中の分まで、チームメイトの内野貴史、アペルカンプ真大らの活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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