開幕0HR…不振ジャッジに追い打ちの“誤審”「審判追放せよ」 敵軍アナも唖然「酷い」

主審の判定に不満の表情を見せるヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

2022年シーズン62発男が開幕6戦で打率.125、1打点と極度の不振

■Dバックス 7ー0 ヤンキース(日本時間3日・アリゾナ)

ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が喫した見逃し三振に、同情の声が集まっている。2日(日本時間3日)に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦。明らかに外れているように見える低めのボールをストライク判定され、納得のいかない様子でバットを放り投げたジャッジに対し、ファンからは「馬鹿げている」「この審判たちを追放せよ」とのコメントが相次いだ。

2022年にはア・リーグ新記録となるシーズン62本塁打を放ったスラッガーが苦しんでいる。今季は開幕から6試合を終えたばかりだが、打率.125、1打点。本塁打はまだ生まれていない。この日、“疑惑の判定”が生まれたのは3回2死走者なしの場面。フルカウントから低めの151キロを悠然と見逃し、一塁へ歩き出すそぶりを見せたが、主審の判定はストライク。開幕からの不振の影響もあってか、不満そうな表情でホームベース付近にバットを放り投げた。

調子の上がらない主砲だが、見逃しに対してのファンの反応はおおむね同情的だった。「とにかく酷い」「なんてこった、MLB」「Dバックス(ダイヤモンドバックスの略称)のアナウンサーでさえ衝撃を受けていた」という声や、日本語での「おい 審判! スタットキャスト見てよ! ゾーンのどこもかすってないよ ピッチャーは大助かりではあるけどさ笑」とのコメントもあった。

昨季は本塁打王に輝いた大谷と最終盤までタイトル争いをしたジャッジ。2人ともに今季はまだ本塁打が出ていない。全米を熱狂させたホームラン合戦を今年もみられるのか。シーズンはまだ始まったばかりだが、ファンはヤキモキとしている。(Full-Count編集部)

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