「信じられない」日朝戦ドタキャンで罰金処分の北朝鮮を韓国メディアが糾弾!「世界のサッカー界で信頼が再び崩れた」

4月2日、国際サッカー連盟(FIFA)は、北中米ワールドカップ・アジア2次予選の北朝鮮代表対日本代表が没収試合になった一件について、北朝鮮サッカー協会へ1万スイスフラン(約167万円)の罰金を科したと発表した。

3月26日に平壌で行なわれる予定だったこの一戦は、北朝鮮側の一方的な事情によって22日に中止が決定。30日には没収試合(北朝鮮が0-3で敗北)が確定していた。

この処分確定を受けて、韓国メディア『OSEN』は、「信じられない国家だ。北朝鮮が日本戦を無断キャンセルで0-3の没収試合と罰金」と題した記事を掲載。こう伝えている。

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「(21日の)第一戦のハーフタイムで北朝鮮が突然日本開催を打診した。当初、日本代表は22日の午前、北京に移って平壌に移動する計画だった。しかし一方的な要求により延期されたのだ」

同メディアは「北朝鮮は2月にも日本と女子のパリ五輪予選でホームゲームを開催する予定だったが、試合直前に平壌開催は不可を知らせた。その時はサウジアラビアのジェッダで対戦したが、今回は中立地を見つけられず、没収試合を受け入れた」と続け、こう糾弾している。

「北朝鮮側が試合開催を取り消したはっきりとした理由は明らかにされなかった。日本のメディアは、流行している劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)に対する警戒と見ている。しかし、あまりにも突然の中止によって、世界のサッカー界で北朝鮮の信頼が再び崩れる結果となった」

また、日本のファンからは軽すぎる処分に疑問の声も上っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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