群馬県内の２月の有効求人倍率は１．３９倍で２カ月ぶりに増加しました。
群馬労働局の発表によりますと、求職者１人に対して何件の求人があるかを示す２月の有効求人倍率は、前の月から０．０３ポイント増の１．３９倍で、２カ月ぶりに増加しました。有効求人数は、前の月に比べ１３７９人減の３万７６８８人で、１２カ月連続の減少です。
有効求職者数は、２８１人増の２万５４５２人で５カ月連続の増加です。一方、新規求人数は、２４６人減の１万３１８９人で９カ月連続の減少。新規求職者数は、３６８人減の５７８４人で２カ月連続の減少となりました。
新規求人を産業別にみると「製造業」は１１カ月、「情報通信業」は８カ月連続の減少です。前の月を上回ったのは、「卸売・小売業」と「サービス業」でいずれも３カ月ぶりの増加です。
群馬労働局は「求人が求職を上回って推移しているものの持ち直しの動きに足踏みがみられる。物価上昇などが雇用に与える影響に十分注意していく必要がある」と総括しています。
