未来の林業の担い手たち15人が「とくしま林業アカデミー」に入学【徳島】

4月3日、とくしま林業アカデミーの入学式が徳島市で行われ、未来の林業の担い手たち15人が意気込みを語りました。

(入学生宣誓 小林真姫さん(18))

「1年後、県内の林業現場で即戦力として活躍できるよう、確かな技術と知識を身につけることをここに誓います」

とくしま林業アカデミーは、次代を担う即戦力の林業従事者を養成しようと、2016年に開校しました。

9期目の2024年度は、18歳から62歳まで男女15人が入学しました。

徳島県内の林業従事者は年々減少し、2000年からは1000人を切っています。

ただ近年は、新規就業者が年々増加傾向で、2024年からは三好市にアカデミーの姉妹校も開校します。

アカデミーを運営する機構の理事長を務める後藤田正純徳島県知事は、「今後の林業は間違いなく成長産業。後に続く人が出てくるよう、がんばってください」と、式辞を述べました。

(入学生 小林真姫さん(18歳・那賀高校出身))

「徳島の林業を、自分なりにがんばって支えたい」

(入学生 菊井智裕さん(18歳・城西高校出身))

「かっこよさに惹かれました。重機や機械がもともと大好きだけど、自分の生きる力として扱えるのがすごく魅力的。いずれは自分で起業して、徳島の林業に大きく貢献できるようになりたい」

「林業がんばるぞ」

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