グラミー歌手のリゾが3月末、自身のインスタグラムで 「I QUIT(やめる)」と発表し、話題を呼びました。
投稿には「人生でもインターネット上でも、みんなに非難されている。耐えることに疲れた」と、長文でつづられています。
「世界が私を必要としていないように感じ始めている」
「閲覧数や他人に影響を与えるためだけに、私について嘘が語られ、私はそれと常に闘っている。見た目のせいで、いつも冗談のネタにされる」
リゾは当時、具体的にどのような出来事がこのような投稿につながったのかは明言していませんでした。
他のセレブたちはリゾを支持すると表明し、多数メディアから「リゾが音楽活動を辞めた」という見出しの記事も出るほどに発展。
ファンからも「リゾが歌手を引退するのではないか」といった憶測が飛び交いました。
昨年、リゾに対して人種差別やセクハラ等に関する複数 の訴訟が起こされたことが、この発言の原因という意見も寄せられました。
投稿から数日後の4月3日、リゾは沈黙を破り、音楽活動は引退しないと、インスタグラムの動画で明らかにしました。
@lizzobeeating / Via instagram.com
「私が『やめる』と言ったのは、ネガティブなエネルギーに注意を向けるのはやめたという意味。私の人生の喜びである、『人と繋がる音楽を作ること』をやめるつもりは決してない」
「私はひとりではないと知っている。ポジティブな声よりも、ネガティブな声の方が大きく感じられる経験があるのは、きっと私だけではないはず」
「ネガティブな人たちやコメントに負けるのはもうやめよう。みんなが立ち上がるきっかけやモチベーションを多くの人に与えることができれば、それ以上望むことはない」
「私はこれからも前進し続けるつもり。私が日々受け取っている愛は、みんなが思っている以上に大切な意味があります」と締めくくりました。
この記事は英語 から翻訳・編集しました。 翻訳:アシュウェル英玲奈