若い世代の県外流出に歯止めを 県のプロジェクトチームが発足 知事「一丸となって取り組みを」

若い世代の県外への流出が課題となっています。広島県は、その対策を検討するプロジェクトチームを新たに発足させました。

広島県 湯崎英彦 知事
「若者の転出超過や人手不足という大きな社会課題の解決に向けて構成員、一丸となって取り組んでいただきたい」

発足したのは、「若者減少・人手不足対策プロジェクトチーム」です。

広島県では2016年以降、県外への転出超過が続いていて、特に東京、大阪、福岡など大都市への転出超過が大きな割合を占めています。

また、年齢別では20歳から24歳までの若者の転出超過が最も大きな割合を占め、2020年以降、拡大を続けているということです。こうしたことから、若者の転出超過が拡大を続ける原因を明らかにし、対策を検討していきたいとしています。

広島県 経営企画チーム 手島憲明 担当課長
「これは効果的だと思うよう施策があれば、機動的に手を打っていきたいということなので」

また、若者の県外流失は県全体の課題でもあるとして、広島市など県内の市町とも連携して取り組んでいくということです。

© 株式会社中国放送