「制服が似合うように」広島県警察学校で入校式 女性警察官の割合は過去最多 

広島県警察学校で3日、入校式が行われました。入校した女性警察官の割合は過去最多となっています。

入校式に参加したのは、今年度から採用の警察官と一般職員あわせて163人です。入校した警察官に占める女性の割合は、26.2%でこれまでで最も多くなりました。

県警の 森元良幸 本部長は、「大切なことは失敗から多くの学びを得て成長し、成長した自分に自信と誇りを持つというそのプロセスです。どうか若者らしく、何事にも積極果敢に挑戦していただきたいと思います」と激励しました。

あいにくの雨となりましたが、入校した人たちの顔は晴れやかでした。

繁野萌々香 巡査
「ずっとなりたかった警察官になれてうれしい気持ちです。去年、全日本選手権で優勝された棗田先輩のように文武両道を目指してがんばりたいと思います」

高崎ひなた 巡査
「小学生の時に土砂災害を経験して、近くで警察官が活躍している姿を見て、地元である広島県警察を志望しました。迅速に対応ができるかつ、あこがれを持ってもらえるような警察官になりたいです」

佐々木翔太 巡査
「制服にそでを通させてもらって、まだ自分になじんでいないというか、着られている感があるので、これからしっかり訓練をして、自分に似合うように立派な警察官になろうという思いです」

入校した警察官は6か月から10か月かけて法律や逮捕術などを学びます。

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