日本維新の会・藤田文武幹事長は３日に国会内で開いた会見で、静岡県・川勝平太知事の辞職に伴い行わる予定の知事選などについて言及した。
川勝氏は１日に同県の新規採用職員への訓示で「野菜を売ったり、牛の世話をしたり、ものを作ったりということと違って、みなさまは頭脳、知性の高い方たちです」などと発言し批判を受け、翌２日に６月の同県議会をもって辞意を表明している。
藤田氏は「不適切だと思いますね。職業に対する規制みたいなものを公式の場で発言するというのはよろしくないですね。ちょっと前に『週刊文春』がＡＶ女優をバカにしたような記事を書いて、しかも事実誤認に基づいて、私自身はそれに対してコメントさせてもらいましたけど、そういうのはよろしくないですね、同じようなレベルだと思います」とコメントした。
川勝氏が６月に辞職すれば同県知事選になる予定だが、維新としてどう望むのか。
藤田氏は「われわれはどの選挙においても選択肢を示すということを選対の大方針にしていますので、擁立できるのであればしたいというふうに思いますから、手が挙がる方がいたら先行していきたいと考えています。ただし全国津々浦々でさまざま選挙が行われていますから、全部に本当に擁立できるかは、そこはわれわれの実力次第ということになります。今回、非常に注目度が高い選挙になると思いますので、われわれも何らかの形で擁立に向けてアクションを進めたいと思っています」と語った。
