大学生も新生活へ 入学式や新たな取り組み

新しい生活が始まる春。広島県内の大学では4月3日に入学式が行われ、ある大学では今、若者に広がる”大麻”について新入生が注意点を学びました。サクラのつぼみのように期待に胸を膨らませ、4月3日を迎えた若者たち。広島大学には12の学部と大学院などにおよそ4000人が入学しました。越智光夫学長はあいさつで「生涯の宝物となる友を作り多くの先輩や先生と語らいながら様々なことにチャレンジしてほしい」と激励の言葉を贈りました。また、2024年はコロナ禍で中止されていた保護者の参列や歌の合唱が5年ぶりに行われました。

■新入生 北海道出身・教育学部

「同じ学部の仲間たちと一緒にコミュニケーション能力を高めあってしっかりとした大人になって職場にいけるように頑張りたい」

一方、広島市安佐南区の広島経済大学で行われたのは新入生715人を対象に薬物犯罪から身を守るための講義です。県内で大学生の大麻所持が相次いで発覚したことを受け、新入生への指導に薬物の講義を初めて取り入れました。

■新入生

「今年から一人暮らしを始めたのでさらに気を付けて生活していきたいと思いました」

「いつ自分が誘われるかわからないのでそこが怖いなと思います」

広島経済大学では今後、全学生を対象に薬物に関する講義を映像で配信するとしています。

【2024年4月3日 放送】

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