3日、島根県松江市でサクラが満開となりました。
しかし、一日雨模様となった山陰地方。気になる両県のサクラの名所を訪ねてみました。
2日の松江城は、満開間近のサクラを楽しむ花見客でにぎわっていました。
一転、3日は…
昌子秀 記者
「朝から雨が降り続ける松江。きょうは、松江城にはお花見客は誰もいません」
松江地方気象台は、3日、松江のサクラが平年より2日早く満開になったと発表しました。
しかし、松江城では、訪れた人のほとんどが屋根のある天守へ向かって一直線。
それでも、せっかく訪れた松江城で、サクラを写真に撮る人の姿がちらほら、見られました。
愛知県からの観光客
「ちょっと残念」
「この日を選んだら、この日が一番天気が悪くて」
滋賀県からの観光客
「雨の中も、風情があって、いいかもしれない…」
3日の松江は、さほど風は強くなく、桜が散る様子はなさそうでしたが、これからの天気が気になります。
一方、鳥取市の袋川
日野彰紀 記者
「先週サクラの開花が発表された鳥取ですが、ここ袋川のサクラはまだチラホラ程度で、きょうの雨で更に見頃は遠のいたかも知れません。」
鳥取市の袋川沿いは約2キロにわたってソメイヨシノが植えられていて、サクラの名所の一つとなっています。
3月29日に開花が発表された鳥取ですが、ここでは開いている花はまだ少なく、
多くがピンク色の蕾を膨らませている段階です。
咲き誇るサクラでトンネルのようになり、多くの市民が引き寄せられる見頃は
もう少し先になりそうです。