山の遅い春告げるフキノトウ 大佐渡スカイラインで除雪進む【新潟・佐渡市】

大佐渡スカイラインで除雪進む

佐渡金山からの観光ルートでもある「大佐渡スカイライン」は、まもなく冬季閉鎖を終えて通行が可能になります。

開通に向けた除雪作業が急ピッチで進められています。大佐渡スカイラインは、佐渡金山から大佐渡山地を尾根づたいに走る全長12.7kmの観光道路で、去年11月から冬季閉鎖されていました。

除雪作業は佐渡地域振興局が4月1日から始め、6台の除雪車がエンジンを唸らせて雪を空高く飛ばしています。暖冬の影響で、今年は除雪する距離が短く、まもなく積雪4mの最も雪の深い場所にかかるそうです。今週中には作業を完了し、ガードレールなどを整備して今月20日すぎの開通を目指しています。

■佐渡地域振興局維持管理課 七澤正人課長
「佐渡金銀山が世界遺産登録の可能性がある中でよりこの道を使う人が多いと思うので、綺麗な道路になるよう作業してもらっている。」

除雪を終えた道路のそばにはフキノトウも顔を出し、山の遅い春を告げていました。

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