G7広島サミットの大規模警備を指揮 広島県警本部長が離任会見 

サミット警備などの指揮をとった広島県警の 森元良幸 本部長が離任を前に記者会見を開きました。

広島県警 森元良幸 本部長
「県民の方々からご協力・ご支援がたいへん大きな力となりました」

広島市出身の森元良幸本部長は、おととし9月、地元出身者としては異例の県警本部長に着任。去年5月に開催されたG7広島サミットでは全国から集まった2万人を超える警察官の指揮をとり、大規模警備を完遂しました。

森元良幸 本部長
「広島に着任しましてサミット成功のために県警としてできることを100%すべて行おうという気持ちで日々の職務にあたってきた。サミット警備では県警の職員全員が一つの大きな山に向かって固く団結して全員でその大きな山をよじ登る。そのような経験をした」

また、特殊詐欺や匿名・流動型犯罪、サイバー犯罪など、新たな犯罪に県民が不安を感じていると指摘。「県警にはサミット警備同様、団結して敢然と困難に立ち向かってほしい」とエールを送りました。

森元本部長は、5日付けで警視庁副総監を務める予定です。

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