【F1】解雇危機迫るRBリカルドが鈴鹿で復活誓う「レースにぶつけていきたい」

イベントに登場したダニエル・リカルド

F1のRBに所属するダニエル・リカルド(34)が、日本グランプリ(GP=7日決勝、鈴鹿)へ向けて強い意欲を見せた。

日本GPに向けた公式イベント「F1東京フェスティバル2024」が3日に六本木ヒルズアリーナで開催され、リカルドは同僚の角田裕毅(23)とともに登場した。

昨季は左手を骨折した影響で日本GPに出走することはかなわず「昨年は鈴鹿で走れなくて本当に残念だったけど、再びファンのみなさんの前に戻ってきて、鈴鹿でちゃんと仕事ができる。レースができるのがうれしい」と力強く語った。

リカルドは今季、バーレーン・グランプリ(GP)で予選14位から決勝13位、サウジアラビアGPで予選14位から決勝16位、オーストラリアGPで予選18位から12位と低迷が続いている。年齢が34歳ということもあり限界論が高まっており、RB側が4月の2戦(日本GP、中国GP)で結果が出なければ解雇するとの報道も盛んに出ている。

まさに自身のF1人生を左右する鈴鹿決戦。「鈴鹿は本当にしびれるところがたくさんある。昨年はテレビで日本GPを見て本当に寂しかったので、今年はそのぶんもレースにぶつけていきたい」と復活を誓った。

去就問題も絡み、角田とともにリカルドの走りにも注目が集まりそうだ。

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