首相「台湾支援の用意」 地震被害にお見舞い表明

台湾東部・花蓮の倒壊した建物で、連絡の取れない人の捜索を続ける消防隊員=3日(中央通信社=共同)

 岸田文雄首相は3日、台湾で発生した地震を受け自身のX(旧ツイッター)に「海を接する隣人である台湾の困難に際し、日本としては必要な支援を行う用意がある」と投稿した。大きな被害が出ているとして「心を痛めている。被害に遭われた方々に対し、心からお見舞い申し上げる」と表明した。

 2011年の東日本大震災や1月の能登半島地震に触れ「大切な友人である台湾から心温まる支援をいただいたことに、私たちは心から感謝している」と強調した。

 台湾の蔡英文総統はXで、お見舞いに謝意を示し「日本の方々が台湾を応援するメッセージを書き込んでいるのを目にし、改めて台湾と日本の友好を感じた」とした。

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