2024年4月3日、FC東京が国立競技場で浦和レッズと対戦。激しい攻防の中、ホームチームは13分、左サイドの崩しから高宇洋が鮮やかなミドルで先制すると、殊勲者の高を中心にベンチ前で歓喜の輪ができて、ゆりかごダンスを披露した。
しかし、その喜びも束の間…。
直後にVARが介入。得点前のシーン、松木玖生の相手へのタックルが反則と判断され、高のゴールはなしとなってしまったのだ。
その後、24分にチアゴ・サンタナのゴールで浦和に先制され、32分には右サイドバックの中村帆高が負傷交代。FC東京は流れを掴みきれないまま前半を終えている。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)