ひろゆき氏、川勝知事の辞意「評価する」発言中身より「高齢の政治家」勇退歓迎 選んだ静岡県民にはチクリ

実業家のひろゆき氏が3日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、辞意を表明した静岡・川勝平太知事(75)について「評価する」とコメントした。

「川勝平太知事の辞意表明でリニア前進に期待の声『石が取り除かれた』」と題したネットニュースを引用。「何はともあれ、高齢の政治家が自決を評価することにしているおいらです。勇退が社会的に評価されるほうは、自分から引退する高齢の政治家や経営者は増えると思います。」とつづった。

川勝氏は1日の新入職員への訓示の場で「県庁というのは、別の言葉で言うとシンクタンクです。毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいは物を作ったりとかということと違ってですね、基本的に皆様方は頭脳、知性の高い方々です」などと発言。県庁職員は農業、畜産業、製造業に従事する人々より「知性の高い」人という意味にも取れる発言で大炎上していた。

3日の臨時会見で川勝氏は、辞意を表明したことについて、炎上発言ではなく「一番大きかったのはリニア」などとしていた。ひろゆき氏はあえて辞意の中身には触れず、「高齢の政治家」が自ら身を引く決意をしたことを「評価」した形。政治家のみならず経営者にも言及し、「勇退が社会的に評価される」ことを重要視した。

ただ、2日のXでは「野菜を売ったり牛の世話をする人は知性が高くないと仰る人に投票した県民は知性は高くないかもね。」とチクリ。川勝知事を選んだのは静岡県民であることもしっかりと指摘していた。

(よろず~ニュース編集部)

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