「住民の期待と信頼に応える」県消防学校で60人が入校式 自然災害などに対し“決意”《長崎》

県消防学校で入校式が行われ、一人前の消防士を目指し、60人が新たな一歩を踏み出しました。

(長崎市消防局 髙木 栄志さん)

「地域住民の期待と信頼に応える消防士となるよう、勉学に専念することを固く誓います」

式には、県内10の消防局や消防本部に採用された、18歳から26歳までの60人が出席しました。

長崎市の消防団で活動していた草場 優見さんは、3回目の挑戦で採用試験に合格したそうです。

(草場 優見さん)

「緊張と同時に、やっと入れたんだという安心感があってとても楽しみ」

(草場さんの母)

「なりたい職業に就くために努力していたのを見ていたから、覚悟を持って頑張ってほしい」

能登半島地震など頻発する自然災害を受けて、決意を新たにする入校生も。

(高尾 隼平さん)

「これからも、首都直下型地震がいつ来るかわからないと言われている状況なので、消防職員として市民の方々の命を守れるように、これから頑張っていきたい」

入校生はこれから、法律や制度に関する勉強や救助訓練などに励み、半年後、現場に配属されます。

© 株式会社長崎国際テレビ