首位町田はなぜ敗れた? 広島相手に今季初黒星。黒田監督は「我々はまだまだやっぱり...」

開幕からの5試合で4勝1分け。J1初挑戦ながら無敗で首位に立つ町田は4月3日、第6節で広島とホームで対戦。2点を先行され、1点を返したが反撃もそこまで。1-2で今季初黒星を喫した。

試合後のフラッシュインタビューで、黒田剛監督は次のように90分を振り返る。

「立ち上がりから出足のところで、広島さんのほうが一歩速かった。セカンドボールもかなり拾われましたので、そのへんから修正していかないと、なかなかこういうゲームをものにするのは難しいなと改めて感じました」

広島戦ではスタートから3バックを採用。どのようなゲームプランを練っていたのか。

「できるだけ良い景色で、相手を掴みやすくというところも含めてですけど、マンツーマンではなくて、時には4-4-2ということもやりながら、ミックスしながらやったんですけど、そのわりには、なかなか前から厳しくいけなかったというところも含めて、多く反省点を持つ試合でした」

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悔しい敗戦に、改めて思うこともある。

「チームの戦い方として、広島さんは洗練されているところもあるし、ボールに対する強度、堅守速攻のところもしっかり、みんなのベクトルが合っているところを見ると、我々はまだまだやっぱり、もう1つ上にチャレンジしていかなければならない。すごく良い教訓」

次節は中3日で川崎のホームに乗りこむ。指揮官は「連戦ですので、次に切り替えて、やっていきたい」と気合を入れた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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