イラン代表FWシャハブ・ザヘディが2戦連発! 福岡が鹿島の連勝を止め、ホーム初勝利【明治安田J1第6節】

3日、明治安田J1リーグ第6節のアビスパ福岡vs鹿島アントラーズがベスト電器スタジアムで行われ、1-0で福岡が勝利した。

ここまで1勝2分2敗の福岡と、3勝1分け1敗と好スタートを切った鹿島の戦い。ホームの福岡は前節からスタメンを4名変更。永石拓海、奈良竜樹、前寛之、紺野和也が外れ、村上昌謙、ドウグラス・グローリ、重見柾斗、北島祐二が入った。

対する鹿島は1名のみの変更となり、藤井智也が外れ、佐野海舟が入った。

雨の降る中の試合は、序盤は鹿島のペース。左サイドをチャヴリッチが積極的に仕掛けて攻撃のリズムを作っていく。

そんな中福岡が最初にチャンス。17分、右サイドから北島がクロスを入れると、鈴木優磨がクリアするもこれがゴールへ。しかし、わずかに上を越えていく。

徐々に福岡がペースを握り、鹿島はゴールに迫れない展開に。互いに良い形を作れずにゴールレスで折り返す。

福岡が集中した守備も見せていた中、後半は福岡が積極的な入りを見せると52分にスコアが動くことに。左サイドから宮大樹が左足でクロスを入れると、シャハブ・ザヘディが下がりながらヘッド。これが決まり、福岡が先制する。

先制を許した鹿島は61分に決定機。右サイドのスペースへ出された浮き球のパスに反応した鈴木がボックス右から高速クロス。グラウンダーのボールが入るが、わずかに合わない。

さらに69分にもビッグチャンス。松村優太からのダイレクトパスに抜けた樋口雄太がボックス内でGKと一対一になるも、GK村上がしっかりセーブして得点を許さない。

その後も鹿島は何度かゴールに迫るが、決定力を欠いてしまいゴールは生まれず。福岡が1点を守り切り、今シーズン2勝目を記録した。

対する鹿島は3連勝を目指したものの、攻撃の精度を欠いてしまい、連勝は「2」でストップした。

アビスパ福岡 1-0 鹿島アントラーズ
【福岡】
シャハブ・ザヘディ

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