どうして長崎だけ?「マクドナルド」全国に先駆けレジ袋有料化スタート 1枚5円に利用客は《長崎》

全国に先駆け、環境問題への取り組みを進めます。

大手ハンバーガーチェーンの日本マクドナルドは、県内のほとんどの店舗でレジ袋の有料化を始めました。

(店員)

「お持ち帰りですか。本日よりレジ袋が1枚5円の有料となっている。ご利用でしょうか」

日本マクドナルドが3日から始めたレジ袋の有料化。

佐世保基地店を除く県内23の店舗で導入します。

1枚の価格は「5円」です。

初日に来店した人は。

(10代 利用客)

「さっきモバイルオーダーで調べてきた。5円というのを。これくらいなら大丈夫かな」

(20代 利用客)

「コンビニもレジ袋が有料なので、しょうがないことかなと思う」

日本マクドナルドでは、プラスチック製品の削減も進めていて、去年までにストローやフォークなどを紙製や木製に変更し、年間1400トンの削減を実現したということです。

店内にはレジ袋の有料化を知らせるポスターなどを掲示し、初日の3日は、大きな混乱は見られなかったということです。

(10代 利用客)

「結構レジ袋(を使うこと)が多い。友だちと遊びに行くときによることが多いので、たぶん袋を買う」

(50代 利用客)

「可能であればマイバッグを持参する。全国に発信する上でも長崎を知ってもらえるんじゃないか」

(店舗の運営会社エス・ケイ・フーズ 中村 伸一郎社長)

「将来のために環境問題を解決するためにも、私たちが より多くの客にやらなくてはならない責任だと思う。このレジ袋有料化を全国に大きく展開していければと思う」

長崎で先行してスタートしたレジ袋の有料化。

日本マクドナルドでは、利用客などの意見を聞いた上で、全国へ拡大していく方針です。

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