【阪神】本拠地初お披露目のゲラ 虎党の熱狂応援に「忘れられない衝撃」

無失点投球を見せた阪神・ゲラ

虎の新助っ投、ハビー・ゲラ投手(28)が3日、DeNA戦(京セラ)で2番手として登板。ホームの虎党に初お披露目の舞台で160キロを記録するなど、無失点投球を見せた。

1点リードの8回、セットアッパーとして登板。先頭の関根に右前打を許し、犠打で一死二塁とスコアリングポジションに走者を背負ったものの落ち着いていた。

「ランナーの動きを見ていて怪しいなと思って」とプレートを外し、挟殺プレーに持ち込み二塁走者の関根をアウトに。二死走者なしと場面が変わると、石上を来日最速となる160キロの直球で「狙っていました」と空振り三振に退けた。

3万6000人を超える満員の京セラドームで今季2ホールド目をがっちりゲット。「忘れられないぐらいの衝撃。気持ちが勝手にたかぶるようなすごい声援だった。背中を押してもらったよ」と虎党の声援に感激だった。

岡田監督は「(試合に)出てもあんまり慌ててないというかね、けん制も落ち着いてね、ランダンプレーまでいくんで。最後は三振で終わりたかったんちゃうかな」と、本番でも変わらない助っ投の投げっぷりに信頼を寄せていた。

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