病児保育、札幌市内5施設で開始 市、全10区に設置目指す

本年度始まった病気の子どもを一時的に預かる病児保育事業で使う施設(天使こどもデイサービスセンター提供)

 札幌市は本年度、感染症にかかった子どもを一時的に預かる病児保育事業を東区や白石区の5施設で始めた。これまでは原則、病気の回復期の病後児のみ対象だったが対象を広げた。病気にかかった子どもを預けたい保護者の需要は高く、市は今後、全10区に設けることを目指し利用率向上を図る。

© 株式会社北海道新聞社