ゲーマーは名作を長きにわたって愛好する?2023年プレイ時間の60%は6年以上前のタイトルであることが判明

ゲーマーは名作を長きにわたって愛好する?2023年プレイ時間の60%は6年以上前のタイトルであることが判明

ゲームなどの調査データを主に扱うNewzooが公開した「The PC & Console Gaming Report 2024」より、2023年によく遊ばれたゲームは平均して公開後7年程度の比較的古めの作品が中心であることが判明しました。

見た目シンプルなのにとんでもなく複雑...入りにくいけど奥深いゲームの魅力

どうやらゲーマーは息の長い不朽の名作を長きにわたって愛好する傾向があるようです。

古くても良作の面白さは褪せることなし、ゲーマーの好みは“不朽の名作”か?

今回公開された「The PC & Console Gaming Report 2024」によれば、月間アクティブユーザー(MAU)に基づく昨年よく遊ばれたゲームはPCおよび全コンソールにおいて1位は『Fortnite』が独占。

スイッチでこそ『ティアキン』など比較的新しい作品がランクインしているものの、プラットフォームを問わず『GTA V』や『マインクラフト』といった息の長い人気作が散見されます。

これらの作品を平均するとPCでは公開後9.6年、PSおよびXBOXではおよそ7年、スイッチでは4年となるとのことで、公開から年月の経った比較的古い作品を今なお楽しんでいるゲーマーの実情が明らかになったと言えます。

Newzooによれば、2023年の全プレイ時間の80%を占めるのはわずか66タイトルであり、さらにそのプレイ時間の60%が6年以上前のゲームとなっています。また公開から6年以上が経つ5大オールドゲームが年間のプレイ時間を25%超と比較的大きな割合を占める一方で、『ディアブロ IV』や『バルダーズ・ゲート3』などのタイトルに費やされた時間はわずか 8%となりました。

他にもゲームジャンルごとのプレイ時間の年間比較やリメイク作品の意義など、ゲームに関して様々な視点からの分析が行われています。

なお本レポートは公開ページから登録すれば誰でも無料でダウンロードが可能です。やや堅苦しい内容となりますが英語に抵抗がなく且つ興味のある方は、一読されてみてはいかがでしょうか?

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