ブラガ、アルトゥール・ジョルジェ監督のボタフォゴFR移籍を発表…ダニエル・ソウザ氏の来季就任も併せて発表

[写真:Getty Images]

ブラガは3日、アルトゥール・ジョルジェ監督(52)がブラジルのボタフォゴFRの新指揮官に就任したことを発表した。なお、移籍金は200万ユーロ(約3億3000万円)になるとのことだ。

現役時代からブラガで活躍したアルトゥール・ジョルジェ監督は、2005年に現役を引退。2009年からファマリカンで指導者キャリアをスタートすると、2010~12年までブラガの育成年代やBチームの監督を歴任。

2013-14シーズンはポルトガル3部のティルセンスで監督を務めると、2017年にブラガのユース監督に復帰。その後、トップチームの暫定監督やU-23チーム、ブラガBなどの監督を務め、2022年5月に退任したカルロス・カルヴァリャルの後任としてトップチームの監督に昇格。

就任初年度となった昨季は勝ち点、勝利数、ゴール数でチーム最多記録を更新し、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の3位でフィニッシュ。CLとの二足の草鞋となった今シーズンは、11年ぶりの参戦となったCLはグループステージ敗退に終わったが、27試合を消化したプリメイラ・リーガでは17勝5分け5敗の4位に位置。1月に行われたタッサ・ダ・リーガ決勝では、エストリル・プライアをPK戦の末に下し、4年ぶり3度目の優勝にクラブを導いていた。

なお、ブラガの発表によれば、今季終了まではU-23チームのルイ・ドゥアルテ監督が暫定監督を務めるとのこと。また、2024-25シーズンからはジル・ヴィセンテやアロウカで指揮官を歴任したダニエル・ソウザ氏(39)が監督に就任することを発表している。

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