【マレーシア】いすゞ、新型トラックで断食月にCSR活動[車両]

「いすゞ・スムーサー・ドライブ2024」の活動報告をしたいすゞマレーシアの岡添俊介社長兼最高経営責任者(CEO、中央)ら=3月29日、スランゴール州(同社提供)

いすゞ自動車のマレーシア法人いすゞマレーシアは、3月11~29日にかけて、新型トラック11台を使い、全国でイスラム教の断食月(ラマダン)に合わせた社会的責任(CSR)活動「いすゞ・スムーサー・ドライブ2024」を実施した。23のディーラーと協力し、マレー半島と東マレーシアの恵まれない地域にある福祉施設に日用品や食料、衣類といった物資を配布した。

マレー半島では、中型トラック「フォワード」の欧州排ガス基準「ユーロ5」準拠モデル「FVRスムーサーAMT」2台と小型トラック「エルフ(ELF)」のユーロ4準拠モデル「エルフ・スムーサーAMT」4台の計6台を使用。ディーラーを2チームに分け、一つ目のチームは東海岸部と北部、二つ目のチームは南部と中部を回った。

東マレーシアでは、エルフ・スムーサーAMT5台を使用し、ディーラーが協力してサラワク州とサバ州を回った。走行距離は、マレー半島と東マレーシア合わせて3,554キロメートルに上った。

多くの業界で環境負荷の低減やサステナビリティー(持続可能性)が重視される中、いすゞマレーシアは3月8日、FVRスムーサー、エルフのユーロ4準拠モデルを投入した。両モデルとも、いすゞとマレーシアのコングロマリット(複合企業)DRBハイコムの合弁生産会社いすゞ・ハイコム・マレーシア(IHM)が、パハン州プカンの工場で組み立てている。

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