NY株3日続落、43ドル安 米FRB議長発言を嫌気

ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比43.10ドル安の3万9127.14ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利下げを急がない姿勢を改めて示したことが嫌気され、売り注文が優勢となった。

 朝方発表された米雇用関連指標が市場予想を上回り、米経済の堅調さを浮き彫りにしたことも利下げ先送り懸念を強めた。ただ5日の米雇用統計発表を控えて様子見ムードもあり、値動きは限られた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、37.01ポイント高の1万6277.46。

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