米誌「ライフ」復刊へ 報道写真の旗手、定期刊行

 【ワシントン共同】写真家のロバート・キャパや土門拳らの作品を世に出し、2007年に廃刊した米国の報道写真雑誌の旗手「ライフ」が、定期刊行物として紙やデジタルで復刊する見通しとなった。モデルで起業家のカーリー・クロス氏が最高経営責任者を務める企業が3日までに発表した。

 クロス氏は「混沌とするメディアの中で、人々を高揚させ、団結させる存在だ」とし「人間性の普遍的な物語で読者をつなぐ能力」があると強調した。復刊の時期は明らかにしていない。米メディアによると、来年初めごろになるもようだ。

 廃刊後は過去の写真をウェブ上で閲覧できるサービスを提供していた。

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