米イスラエル首脳電話へ ガザ支援関係者の保護要求

バイデン米大統領(左)とイスラエルのネタニヤフ首相(AP=共同)

 【ワシントン共同】ロイター通信は3日、バイデン米大統領とイスラエルのネタニヤフ首相が4日に電話会談すると報じた。バイデン氏は、パレスチナ自治区ガザで1日に食料支援団体ワールド・セントラル・キッチンのメンバーが犠牲になったイスラエル軍の攻撃を非難し、支援関係者の保護を徹底するよう要求するとみられる。

 団体メンバー7人が死亡した攻撃には、国際社会から批判の声が高まっている。バイデン氏はガザへの支援物資供給が停滞していることへの不満も示す見通し。

 カービー大統領補佐官は、今回の攻撃が戦闘休止や人質解放を巡るイスラエルとイスラム組織ハマスの間接交渉に影響しないとの見方を示した。

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