お迎え当日「ビビッてカチコチ」だった子猫が約3年後…驚きの成長ぶりにホッコリ

ビビり散らかしカチコチだった子猫の3年後…

ビビリだった子猫ちゃん。飼い主さんも予想しなかったほど「表情豊か」に成長したようすが、X(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@ymnc_rf」さん。

当ポストには2024年3月26日時点で7400件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、犬猫の生涯必要経費についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

お迎え当日「カチコチ」だったという子猫ちゃん

「お家に来た当日、ビビりちらかしてカチコチだったネコちゃんがこんなに表情豊かなネコちゃんになるとは1ミリも思わなかった」

そんなコメントとともに投稿されたのは2枚の写真でした。

そこに写っているのは猫の「ヤマネコ」くん。1枚目には子猫時代の姿が収められていますね。

キャリーらしき場所で丸くなり、こちらに視線を送っています。その表情は不安そうな雰囲気で、小さな身体からは儚げな印象を受けます。そんなヤマネコくんの「約3年後」はというと……?

豊かすぎる表情にホッコリ「大変身」の声

表情豊かなヤマネコくん。

2枚目の写真に写っているのは、3歳を迎えたヤマネコくんの姿。大きく目を開き「白目」を見せるという、強インパクトな表情で飼い主さんと戯れています……!

子猫時代の「ビビリ」な姿からは打って変わって、活発な雰囲気に満ちた成長姿を見せてくれたヤマネコくん。豊かな表情に、こちらまで笑顔になってしまいます!

飼い主さんにたくさんの愛を受けて、すくすくと育ってきたことがうかがえますね。

そんなビフォーアフターには「幸せイッパイー!になったんだね」「わかります、うちの子も大変身!しました(笑)」「大きくなっても天使」といった温かいコメントが多く寄せられ、ポストは賑わっています。

お家に来た当日、ビビりちらかしてカチコチだったネコちゃんがこんなに表情豊かなネコちゃんになるとは1ミリも思わなかった#これがこうなる選手権 pic.twitter.com/WPHz4DqwRl

— ヤマネコ (@ymnc_rf) March 25, 2024

犬や猫を飼うために必要な「生涯必要経費」

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

犬や猫を飼うためには、フードや医療費はもちろんのこと、予防接種費、去勢手術の費など、多くの経費を必要とします。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」の結果を元に、犬、猫それぞれの「生涯必要経費」はいったいどのくらいなのか、2021年から2023年のデータをご紹介します。

犬の生涯必要経費は、個体差には大きく左右されない結果に

まずは、犬の生涯必要経費を見ていきましょう。

犬の大きさ別にそれぞれご紹介します。

※()内は平均寿命
※ 犬の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出

【2021年】生涯必要経費

犬全体:244万8784円(14.65歳)

  • 超小型:253万2347円(15.30歳)
  • 小型:217万3910円(14.05歳)
  • 中型・大型:231万7006円(13.52歳)

【2022年】生涯必要経費

犬全体:251万7524円(14.7歳)

  • 超小型:246万8346円(15.31歳)
  • 小型:246万133円(14.28歳)
  • 中型・大型:305万5401円(13.81歳)

【2023年】生涯必要経費

犬全体:244万6068円(14.62歳)

  • 超小型:255万4012円(15.07歳)
  • 小型:238万2200円(14.29歳)
  • 中型・大型:¥255万9186円(13.86歳)

2023年の中型、大型犬の飼育費用は昨年を下回っています。

特に大型犬の飼育費用は、昨年より約50万円も下回る結果となりました。

続いて、猫の生涯必要経費を見ていきましょう。

猫の生涯必要経費は、内猫と外猫で30万円の差がある

猫の生涯必要経費も見ていきましょう。

内猫(主に室内で飼育)、外猫(主に屋外で飼育)別にそれぞれご紹介します。

※()内は平均寿命
※ 猫の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出

【2021年】生涯必要経費

猫全体:153万5678円(15.66歳)

  • 外に出る:136万2622円(13.75歳)
  • 外に出ない:168万8932円(16.22歳)

【2022年】生涯必要経費

猫全体:131万6467円(15.62歳)

  • 外に出る:132万3874円(14.24歳)
  • 外に出ない:130万1776円(16.02歳)

【2023年】生涯必要経費

猫全体:149万8728円(15.79歳)

  • 外に出る:124万9906円( 14.18歳)
  • 外に出ない:153万4047円(16.25歳)

2023年のデータでは、内猫と外猫で、生涯必要経費に30万円近くの大きな開きがみられました。

犬や猫を飼育するには、少なくない費用がかかることを自覚する

ペットを飼育するには、猫で約150万円、犬で244万円と、決して少なくない費用がかかることがわかりました。

迎え入れた家族同然のペットを、その寿命まで飼育するには責任が伴います。

本当に飼い続けられるか、ペットを飼う前によく考えることが重要ですね。

今でも「甘えん坊でビビリ」な一面があるといいます

甘えん坊でビビりなところも憎めないヤマネコくんでした。

さて、投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。

――ヤマネコくんのお名前の由来を教えてください。

見た目がヤマネコのような印象だったためです。

――普段はどのような子ですか?

ビビリで甘えん坊な性格です。ちょっとでも知らない音や声がすると、ビクビクして隠れる子です。

でも、普段は何をするにも飼い主に付きまとうほどの甘えっぷりです。

――自慢のポイントは何ですか?

元々白目が見えやすい目の動きをする子だったようで、その影響で表情がゆたかに見えるところです。

まろ眉に見える極太眉毛も、お気に入りのポイントです!

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

  • @ymnc_rf
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」

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