スズキ インドでの四輪累計生産台数3,000万台達成 進出から40年で到達

浜松市に本社を置く自動車メーカーのスズキは、インドでの四輪車の累計生産台数が3,000万台を達成したと発表しました。累計3,000万台の達成は日本に次いで2か国目です。

スズキは、1983年12月に現在の子会社「マルチ・スズキ」の前身にあたる「マルチ・ウドヨク」で「マルチ800」をリリース。そこから40年3か月で累計生産台数3,000万台に到達したことになります。

現在は、インド国内3つの拠点で日本でもなじみの「ワゴンR」や「スイフト」のほか、SUV「フロンクス」など16車種を生産しています。インドでは近年、SUVの人気が高まっていて、スズキが強みを持つ小型車に加え、SUVも販売を伸ばしているということです。

現在、スズキはインドで年間225万台を生産することができますが、今後、インド市場がさらに拡大することを見込んで、2030年度までに約400万台の生産能力を確保できるよう、2028年度までに新たに2つの拠点を稼働させる考えです。

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