「ポケモン化石博物館」が来場1万人〝大台突破〟 熊本・御船町恐竜博物館で特別展、開幕から2週間余り

「ポケモン化石博物館」で来場1万人目となり、山本國雄館長(右端)から記念品を受け取った男子児童(左から2人目)ら=3日、御船町

 熊本県の御船町恐竜博物館で開かれている特別展「ポケモン化石博物館」の来場者が3日、1万人に到達した。開幕から2週間余りでの〝大台突破〟に、町博物館は「予想以上の人出で勢いを感じている」としている。

 特別展は全国を巡回する形で開かれており、熊本県内初開催の町博物館では3月20日に始まった。恐竜、アンモナイトなどの化石や標本と、姿が似ているポケモンの模型約80点を並べ、古生物の生態や進化の過程を学べる。

 1万人目は、両親と訪れた熊本市の託麻南小5年の男子児童で、化石発掘の格好をしたピカチュウの限定ぬいぐるみが贈られた。男子児童は「恐竜を見に何度も博物館に来ていたけど、ポケモンも好きなので楽しみ」と話した。

 特別展は6月23日まで。ホームページから予約が必要。(河北英之)

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