身長193cm大器に“覚醒の予感” 現役ドラフトから再び…驚きの打率.300&HRトップ

日本ハム・水谷瞬【画像:パーソル パ・リーグTV】

ソフトバンクから日本ハムに移籍した水谷瞬、2軍で打率.300&OPS.978

日本ハムの水谷瞬外野手が、ファームで好成績を残している。ここまで10試合に出場して打率.300、3本塁打、7打点、OPS.978。昨年12月の現役ドラフトでソフトバンクから日本ハムに移籍した23歳が、覚醒の予感を漂わせている。

身長193センチ、99キロの恵まれた体格から、高い身体能力を誇る。昨季も8月以降はファームで3割超えの打率を残していただけに、期待は大きい。2日時点で3本塁打は、山本大斗(ロッテ)と並んでイースタン・リーグのトップだ。

2018年ドラフト5位でソフトバンクに入団したが、プロ5年間で1軍出場はないまま移籍となった。昨季はオープン戦の途中まで1軍メンバーだったものの、2軍で開幕。83試合の出場で打率.259、4本塁打、35打点、1盗塁の成績だった。

現役ドラフトでの移籍をきっかけにチャンスを掴んだ例もある。2022年の第1回でソフトバンクから阪神に移籍した大竹耕太郎投手は昨季、21試合に登板して12勝2敗、防御率2.26と復活。DeNAから中日に移籍した細川成也外野手は、140試合に出場して打率.253、24本塁打、78打点、OPS.780と一躍ブレークした。(Full-Count編集部)

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