C大阪ハブナー激白!パリ五輪予選インドネシア代表入り望むも「クラブが…」

ジャスティン・ハブナー 写真:Getty Images

セレッソ大阪所属DFジャスティン・ハブナーは、今月3日開催の明治安田J1リーグ第6節・柏レイソル戦で2試合続けてのベンチ外。本人がAFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選のU23インドネシア代表入りを望む一方、クラブ側は同選手の一時離脱に難色を示している可能性があるという。

インドネシア人の父親とオランダ人の母親を持つハブナーは、昨年12月にインドネシアへ帰化。同国代表の一員として、AFCアジアカップでは日本代表戦を含む全4試合でフル出場。今月下旬開催の北中米W杯アジア2次予選では、ベトナム代表とのホームアンドアウェイで2試合いずれもフル出場し、チームの勝利に貢献していた。

帰化選手として、インドネシア代表の中心選手としての高い評価を受けているだけに、現地ではハブナーのU23アジアカップ参戦を望む声が噴出。U23インドネシア代表が今月1日からドバイでトレーニングキャンプを実施している中、インドネシアメディア『Bola』は「ハブナーが柏戦でベンチ外だったことは、インドネシア代表にとって朗報だ」と伝えている。

また、インドネシアメディア『wartakota』によると、ハブナー本人は3日にインスタグラムを更新。ストーリーズで「U23アジアカップはFIFAの公式カレンダーに含まれていない。そのためクラブが放出しないが、インドネシア代表に合流できることを願っている」と綴ったが、4日8時時点で当該投稿は確認されていない。

一方、U23インドネシア代表率いるシン・テヨン監督は「ハブナーについては(代表チームへの参加可否など)確実なことはない。まずは状況を確認する必要がある」と、C大阪所属DFの今後について具体的な言及は避けたという。

なお、U23インドネシア代表はアジアカップのグループステージでカタール、オーストラリア、ヨルダンと対戦。上位2か国が決勝トーナメント進出という条件である中、カタールやオーストラリア相手に苦戦するという見方がある。

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