小林製薬の「紅麹」関連疑われる患者 新たに1人確認 静岡県内の患者合わせて19人に

小林製薬の「紅麹」成分が入ったサプリメントによる健康被害が相次いでいる問題で、静岡県は4月3日、浜松市で関連が疑われる患者が新たに1人確認されたと発表しました。県内の患者は合わせて19人になりました。

県内で4月3日午後3時までに確認された関連が疑われる患者19人の内訳は、県の管轄が8人、静岡市が7人、浜松市が4人です。

患者はいずれも、小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」を摂取していました。

大阪市が小林製薬に回収を命令した対象の食品は、紅麹コレステヘルプ(機能性表示食品)、ナットウキナーゼさらさら粒GOLD(機能性表示食品)、ナイシヘルプ+コレステロール(機能性表示食品)です。

県は、これらの製品を購入した人は直ちに使用を中止し、体調不良を感じた人は医療機関を受診のうえ、最寄りの保健所に相談するよう呼びかけています。

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