酒田「日和山桜まつり」あすから 5年ぶり通常開催、露店やコンサート

5日に始まる桜まつりに向け、ぼんぼりなどが整備された日和山公園=酒田市

 酒田市の日和山公園で5~14日、「酒田日和山桜まつり」が開かれる。期間中は公園内の千石船がライトアップされ、ぼんぼりも点灯されて夜桜を楽しめる他、露店も出店する。5年ぶりの通常開催となり、各種イベントも実施される。

 日本の都市公園百選に選ばれた同公園は市内を代表する花見スポットとして知られ、ソメイヨシノなど約400本の桜が植えられている。気象情報会社ウェザーニューズ(千葉市)の予報によると、同公園では6日に開花し、12日に満開を迎える。

 期間中は約130本のぼんぼりを設け、千石船のライトアップと同様に、午後6時半~9時に点灯する。午前9時~午後9時に約30の露店が並び、公園内での飲食が可能で、シートを広げての花見もできる。天候にもよるが、関連イベントとして、6日午後1時に消防音楽隊コンサート、午後2時半に酒田北前太鼓演奏を開催する(雨天中止)。

 祭りを主催する酒田観光物産協会は、PRポスターを300枚作り、市内の観光施設などに掲示している。担当者は「家族や友人らと桜を眺めて春の訪れを感じてもらいたい」と話している。問い合わせは同協会0234(24)2233。

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