【佐伯】佐伯市米水津色利浦の造園業磯田緑地(磯田佐一社長)の敷地にある「観音桜」が、見頃を迎えた。今年から本格的に夜間(午後7~9時)のライトアップをしており、迫力ある夜桜を楽しむことができる。
観音桜は樹齢80年ほどのソメイヨシノで、高さ15メートル、幅20メートル、幹回り2.6メートル。磯田社長(71)によると、約35年前に旧佐伯市内の道路工事で伐採されるところを譲り受けたという。
ライトアップは花が散るまで実施する。磯田さんは「心が通じ合った特別な桜。危機を乗り越えて咲き誇る姿をぜひ見に来てほしい」と話した。夜間は敷地内にある茶室「彩遊庵」も見学できる。