紅麹、福島県内新たに相談4件 いわきでは2人通院

 小林製薬の紅麹(べにこうじ)を使ったサプリメントを巡る健康被害問題で、郡山、いわきの両市保健所に健康に関する相談が新たに2件ずつ計4件(3日夕時点)あったことが3日、両市保健所への取材で分かった。

 このうち、いわき市保健所が把握した2人はともに通院中だという。2人は小林製薬の紅麹を使ったサプリを摂取し、体調不良を訴えた。保健所は厚生労働省に報告した。

 郡山市保健所への相談は2件とも過去に回収対象製品を使用しており、健康に不安を感じるとして、医療機関の紹介を求める内容だった。

 福島民友新聞社の調べによると、今回の問題で県内の保健所に健康に関する相談があったのは計8件(3日夕時点)となった。

© 福島民友新聞株式会社