横浜ビー・コルセアーズ 磯子の小学生とバスケで交流 初のホームタウン企画 横浜市金沢区・横浜市磯子区

ドリブルをする山田コーチ(右)と児童

磯子区の文化・体育施設「たきがしら会館」で3月28日、プロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ(横浜BC)」による小学生向けのクリニックが開かれた。横浜BCと磯子区連合町内会長会、磯子区役所による、初めてのホームタウン企画。地域活性化を目指し、区は今後も3者で連携した取り組みを企画していく。

以前から同館を練習拠点としている横浜BCは、2023年6月から同館の指定管理も開始。磯子区での地域貢献や地域活性化を進めようと、横浜BCと区連合町内会長会、区役所の3者は今年1月にホームタウン活動に関する協定を結んでいた。今回のクリニックはホームタウン活動の第一弾で、3者による初めての企画となる。

プロ輩出へ期待

当日は約50人の児童が参加し、低学年と高学年に分かれて横浜BCのスクールコーチと一緒にバスケを楽しんだ。講師を務めた山田光佑コーチは「誰にとっても初めての時があって、最初から上手な人はいない。失敗を恐れないで楽しく取り組んでほしい」と話し、低学年には体の動かし方からドリブル・シュートの基礎などを指導。新倉忠治君(当時滝頭小1年)は「ドリブルでボールを足の下を通すのが楽しかったし、まあまあうまくできた」と話した。

横浜BCには、地元の磯子小・岡村中を卒業したキング開選手が所属している。区連合町内会長会の横田秀昭会長(当時)は、「ぜひ皆に上手になってもらい、第二、第三のキング開選手になってください」と期待を込めた。区では今後も協定に基づき、横浜BCと連携したイベントなどを企画していく予定だ。

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