『こどもディレクター』5年間喋っていない兄妹の物語

『あなたにカメラを渡すので、家族を取材してきてもらえませんか?』
両親にずっと聞けなかったこと。伝えたいこと。謝りたい事。ウチの家族だけの文化。などそんな家族への「タブー」や「疑問」をあなた自らがディレクターとなり取材し解決するドキュメントバラエティ。
返ってきたカメラを覗くと、親子のかけがえのない瞬間やむき出しの感情が詰まった家族のハナシがありました。
人は誰しもだれかのこども。皆さんは家族に何を聞きますか?

「仲直りしたい」5年間喋っていない兄妹の物語。
妹の誕生日会に、兄は話を切り出すことができるのか…

今回のこどもディレクターは、23歳の男性。
4つ年下の妹と長い間仲が悪く、一緒に住んではいるものの、もう5年ほど口をきいていないという。
不仲になったきっかけは幼少期。産まれたばかりの妹に「母を取られた」という嫉妬心が芽生え、その後も妹に対してマイナスの感情だけが残ってしまったという。
「昔仲直りしておけば…」「日常的な会話もできない。何しゃべればいいか、わかんなくなっちゃって」と、苦笑いする男性。この企画をきっかけに、一歩踏み出すことを決意する。
男性は、渡されたカメラを手に「緊張する」とつぶやいて帰宅。
リビングに妹の姿が見えるが、話しかけることなく自室へ。
両親と妹の4人で食卓を囲むも、やはり兄妹の会話はなく…。
近々、妹の誕生日に家族で外食をするため、そこで切り出すつもりだと言う。
そして迎えた、妹の20歳の誕生日。
家族4人で鍋を囲むが、ソワソワして緊張を抑えきれない様子。
時間はどんどん過ぎ…ついに、男性が口を開く!すると妹は…。
そこには「私」にしか撮れない“家族のハナシ”が詰まっていた。

◆こどもディレクター ~私にしか撮れない家族のハナシ~ #2
日本テレビ系 2024年 4月10日(水)23:59~24:29
(C)CTV

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