新潟・柏崎刈羽原発7号機への核燃料装塡、原子力規制委員会「安全対策工事の状況、検査できっちり確認する」

東京電力柏崎刈羽原発。左から7号機、6号機、5号機

 原子力規制委員会の山中伸介委員長は4月3日の定例記者会見で、東京電力が柏崎刈羽原発7号機の再稼働に向けて15日に原子炉へ核燃料を装塡(そうてん)する予定と申請したことを受け、「(安全対策工事の実施状況を)検査の中できっちりと確認していく」と述べた。

* [柏崎刈羽原発7号機、4月15日に原子炉へ核燃料を装塡へ 東京電力が原子力規制庁に申請、再稼働の時期は「未定」](https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/381687)

 東京電力は原子力規制委員会による確認を経て核燃料を装塡し、 自社による検査を進める予定。その後のスケジュールは「未定」としている。

 また山中氏は、核燃料が使用済み燃料プールに保管された状態と、原子炉に装塡された状態のリスクの変化について、「(装塡しても)リスクが高いとは考えていない」と述べた。

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