盛岡市高松の市立図書館(伊藤佳子(けいこ)館長)は2日、大規模改修を経て2年半ぶりにオープンした。窓から景観を望む明るい館内で快適な時間を楽しめる。
記念式典には関係者ら約60人が出席。伊藤館長(59)は「高松池の景観を楽しめる学習席を多くした。ゆったりくつろげる空間を繰り返し利用してほしい」と願いを込めた。
近隣の盛岡一高、盛岡三高、盛岡誠桜高の生徒15人が「もりおかの春」をテーマに制作したブックカバーを展示。同校3年の安部佳蓮さんは「布を何枚も重ねて花を表現した。館内は淡い色と木目の柔らかい印象で、友達と勉強しにまた来たい」とほほ笑んだ。
利用時間は午前9時~午後6時(土日祝日は同5時まで)。月曜休館。