チャオ・リーインとケニー・リンの「与鳳行」、市場占有率30%で人気もキープ

女優チャオ・リーイン(趙麗穎)と俳優ケニー・リン(林更新)が主演のファンタジー時代劇「与鳳行」の市場占有率が30%超えを記録し、同時期に配信のドラマ作品を大きく突き放している。

2017年のヒット作「楚喬伝~いばらに咲く花~」以来、チャオ・リーインとケニー・リンの7年ぶりの共演作として、当初から注目度の高かった「与鳳行」。中国のエンタメデータサービス・雲合数据(enlightent)が公開したデータによると、市場占有率(1話当たり)は最高で31.3%、ドラマの終盤では3話連続で30%超えを記録。この数字は、テレビあるいはネットでのドラマ視聴者人数のうち、3割が「与鳳行」を選んだことを示している。

なお「与鳳行」の強力なライバルとされたジュー・ジンイー(鞠婧禕)とリウ・シュエイー(劉学義)主演作で、優酷(YOUKU)で配信の時代劇ドラマ「花間令」は市場占有率が平均19%、ワン・イーボー(王一博)とリー・チン(李沁)が主演し、国営テレビ・中央電視台(CCTV)と愛奇芸(iQiyi)で放送・配信中の「追風者」は同10.2%となっている。

すでに最終話までの配信を終えた「与鳳行」だが、映画やドラマのデータベース・猫眼専業版によると今月3日、ネット配信の有効再生回数が早くも16億回を突破。順調に数字を伸ばしており、現在も人気をキープしている。(Mathilda)

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