ダイヤモンドバックスが延長11回総力戦の末に惜敗 元ヤクルトのマクガフが負け投手&最終打者

● ダイヤモンドバックス 5-6 ヤンキース ○
<現地時間4月3日 チェイス・フィールド>

アリゾナ・ダイヤモンドバックスが延長戦の末、ヤンキースに惜敗。元ヤクルトのスコット・マクガフ投手(34)が負け投手となった。

2対2の同点で迎えた延長10回表、4番手ケビン・ギンケルがバードゥーゴに1号2ランを被弾。勝ち越しを許したが、裏の攻撃で相手の失策から1点を返すと、二死三塁でコービン・キャロルが同点適時打を放ち延長11回へ突入。

この回からDHを解除したダイヤモンドバックスは、5番手マクガフが「9番・投手」として登板。無死一、三塁の状況でピッチクロックを意識したか、投げ急いだマクガフは痛恨のボークで勝ち越し点を献上。さらにジャッジに適時二塁打を浴び、この回2失点を喫した。

そして11回裏、二死一、二塁から7番ホルヘ・バロサの適時打で1点差に迫ったが、8番ガブリエル・モレノが申告敬遠で歩かされ、マクガフの打順へ。野手を使い切っていたダイヤモンドバックスは代打を出せず、マクガフは見逃し三振。NPBで2019年に一度立って以来、MLBでは初となる打席だったが、大谷翔平のような“自援護”とはいかず負け投手となった。

総力戦を惜しくも落としたダイヤモンドバックスは今カード1勝2敗で負け越し。次のカードは敵地でブレーブスと対戦する。

© 株式会社シーソーゲーム